2013年6月17日月曜日

Tatami-Padの故郷へ!

ちょっとご報告が遅くなりましたが
先月5月にTatami-Padの故郷(生産地)を訪ねてまいりました!

場所は福岡県大川市、九州では筑後地方と呼ばれています。
阿蘇山を水源とする九州最大の河川、筑後川が流れ、い草の生産に不可欠なきれいな水に恵まれています。


そして、至る所に水路が設けられて田畑に新鮮な水を運んでいます。





あ、その運河のそばにい草の畑がありました!


まだ苗が小さいんですが、これからぐんぐん成長して刈入れされます。


農家のおばあさんが、苗のメンテナンスを行っていました。
ほんとうにおつかれさまです!ありがとうございます!
こういう毎日の手入れが出来上がりの品質に影響を与えるそうです。


そして工場では、い草が天日干しされていました。
茶色い畳はあらかじめ染められています。


干されて切り揃えられ、編み機までの出番を待つい草の束です。
なぜか、スゴく美しい!!


こちらが、乾燥されたい草の断面です。どうですか?ぎゅっと詰まっていませんか?中身の詰まり具合と香りは、中国産のい草には出せない品質だとのことです。


それでは織り機の出番です!「あれ?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、筑後では、い草を染めてカラフルな畳製品を生産することが可能です。


織り機にかける前に、長さ太さを人の目でチェックします。


い草が織込まれていきます。


たくさんの織り機が並びます。春から夏にかけて畳生産は最盛期を迎えます。ちょうど忙しい時期にお邪魔してしまいました。(すみません..) でも工場は活気がありました!


ほら、畳が出来上がってきましたよ!


ビデオでちょっと雰囲気を。


あら?これはどこかで見覚えが..


そうです、iPadケースに使っている黒の畳です!
おー、うれしいです。工場で出会えて!!


さらにこんなドラマも。国内い草の最大の産地、熊本県八代市からい草が納入されてきました!福岡産だけでは材料が足りないとのことで、八代産のい草も使用されています。これぞ日本!産地連携って素晴らしい!


筑後の畳、掛川織り、花ござを守るベテラン職人であり、工場長の石橋 勝義さん。お忙しいところ見学させていただき、ありがとうございました!


こちらは別の工場での仕上げ風景です。
編まれたい草の端をチェックしています。


最後に淵をミシンで縫い付けます。


畳のラグマットが完成しました!


私たちTatami-Padの生産パートナーさんである、株式会社添島勲商店さんのショールームにはたくさんの畳製品が所狭しと並んでいました!圧巻!


いろんな柄、デザインがありますね。


畳の枕です。今すごく売れているそうです。私もお土産に買っちゃいました!


畳ベッドは欧米で人気があるらしいですよ。


Tatami-PadのiPadケースもiPhoneケースもブックカバーも、同じ生産工程で作られています。いい場所でいい素材で最高の人たちがTatami-Padを作ってくれています。気持ちもあらたにがんばりたいなと思いました!関係者の皆様ありがとうございました。


筑後の自然よ、また会いましょう!


PS.この出張で打合せてまいりました新商品を、近日リリースします!
お楽しみにお待ちください!


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